殿堂予想2024/3/1(私怨ではない)

どうも〜東京でまったりデュエマやってます、ジャイロです。

 

物書きの端くれなので、やろうと思います。

 

殿堂予想!!(私怨ではない。)



現環境の所感

現環境において、強いデッキは下記の3つ。【水火マジック】【フィオナアカシック】【水闇魔導具】。これらに追いかける形で【水闇コンプレックス】や各種アビスがいる感じですね。

めっちゃ良い環境じゃない????何を良いとするかは個人の主観に寄るとは思いますが、強いデッキがある程度強く、だからといってそれら以外が全く勝てない訳じゃないのは個人的には好きな環境です。全体的にゲームスピードが早いのもジャッジをやっている身からすると嬉しいポイント。

あんまり殿堂かけなくていいのでは…というのが本音ですが、本文は殿堂予想記事ですので断腸の思いで予想していきたいと思います。決して私怨ではありません。

 

1.《機術士ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》

環境トップ【水火マジック】からはこちらです。【水火マジック】の殿堂候補に《瞬閃と疾駆と双撃の決断》と《単騎連射 マグナム》も挙げられるかと思いますが、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》はそもそもデッキとしての強度を著しく落としてしまうので違うかなと。スタートデッキで再録されたことから、そもそも想定された使い方をされている印象を受けます。《瞬閃と疾駆と双撃の決断》によって3ターン目に勝ち切れる打点を組める強さはありますが、別にそれだけなら【火自然アポロ】や【火単我我我】の方が再現性が高いので《瞬閃と疾駆と双撃の決断》自体が悪いのではないと思っています。

じゃあ《単騎連射 マグナム》か《機術士ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》のどっち?という話になりますが、自分のターンにだけ強い《単騎連射 マグナム》か次の自分のターンの初めまで強い≪「本日のラッキーナンバー!」≫のどっちが凶悪かを考えると《機術士ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》かなと。3ターン目の手打ち≪「本日のラッキーナンバー!」≫が選択肢に入ってくる分、【水火マジック】というデッキの強さを底上げしているカードという印象を受けたので、《機術士ディール / 「本日のラッキーナンバー!」》をプレミアム殿堂予想として挙げました。

 

2.《神の試練》

【水闇魔導具】からはこちら。これだけでは不十分との声もありますが、そこまでして【水闇魔導具】をつぶす必要も無いと思うので、まずは必勝プランに必要な《神の試練》をプレミアム殿堂予想として挙げました。これで【水闇魔導具】のデッキ難易度はさらに上がったと思うので使用プレイヤーは減っていくのでは…と予想しております。

 

3.《天命龍装 ホーリーエンド / ナウ・オア・ネバー》

【フィオナアカシック】からの選出です。いつかいつか…と言われ続けて避けてきたカードなので、直近の超CS2連覇は丁度いいタイミングなんじゃないかと思います。《激烈元気モーニンジョー》を使うことでデッキタイプ自体は残りますし、今現在の【フィオナアカシック】に比べるとデッキ強度がガクンと落ちますし本当に丁度いいと思います。

 

4.《幻緑の双月 / 母なる星域》

直前の環境トップ【水闇自然ジャオウガ】よりこちらも。1~3で現環境のトップを制限しているので、ここをかけないと元の環境に戻ってしまうだけですしね。≪幻緑の双月≫も≪母なる星域≫も余すことなく存分に使える【水闇自然ジャオウガ】というデッキが強いのはそうなのですが、それを下から支えているのはこのカードに依るところが大きいと考えます。小型メタ獣満載にするか、ハンデスチックに戦うのか、はたまた4ターン《CRYMAX ジャオウガ》に全集中するのか。【水闇自然ジャオウガ】というデッキのテンプレートを一度崩すためにも制限されるだけのカードだと考えます。

 

5.《ジョーカーズの心絵》

お前はダメだ。左上のやたら重たい数字はお飾りだからな。《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》からタダで射出されていいテキストじゃないだろ。お互いの盤面を山札経由してシールドに加える挙動が気持ち悪い。そう、挙動が気持ち悪いのだ。まずテキスト確認から入る。やたら長い一連の動作をだ。次に読み取りに躓く。「自身のクリーチャーとタマシードを最大1つずつ選び、残りをすべて~」………初見に伝わりづらい!!!!1回でも使えばニュアンスは分かるけど非常に初見に厳しい書き方をされている!!!加えて事後処理よ。お互いの山札を相互シャッフルするのにひと手間、山札に加えた枚数を覚えてシールド化するのにひと手間。

極めつけは競技シーンで処理ミスがあったとき。例えば間違えて山札を表向きにしちゃったとき、本来なら非公開情報を聞き出して無作為化するのがセオリーですが、《ジョーカーズの心絵》はなぜか山札を経由してシールドに行っちゃうから非公開の領域がケースによって変わっちゃうんですね。巻き戻しを図るジャッジに厳しい!

これらの先に待つ物は…そうだね、時間切れ両者敗北だね。誰も得をしない。

これらの論理的かつ多角的な判断材料から《ジョーカーズの心絵》のプレミアム殿堂入りは避けて通れない真実だと思うんですよ。

 

というわけで今回の殿堂予想は上記の5枚で提出いたします。今回はマジで当てに言ってるんで。あ、解除は《常勝ディス・オプティマス》とかでいいんじゃないですか。あいつが悪かった時期なんてないですからね。多色の殿堂カードとかいうインチキメンバーに囲まれているだけで可愛そうなので助けてあげてください。願わくば強化を…。

 

文責:ジャイロ