デュエルマスターズを教えよう

どうもー、大阪でまったりデュエマやってます、ジャイロです。

近くのショップにいったところ、

「ルールわかんない!デッキはあるから大会でる!」

なんて小学生がいました。言うちゃなんですが、デッキと呼べるには程遠い束でした。ルールを覚えた上で組んだデッキを「束」なんて言うつもりはないのですが、ルールすら覚えずに組んだデッキは流石に束としか…

せっかく始めようと思ってくれたのだからこのチャンスを逃しては損です。

デュエマの楽しさを知ってもらうためにもスタートデッキを組もうと考えました。

 

 

とは言ったもののデュエマには完成度の高いスタートデッキが既に何種類も発売されています。こちらから初めていただくのもアリでしょう。

今回考えたのは

・複雑なルールを使わず楽しく遊べる

・マナカーブの重要さを伝える

・リソースの稼ぎやすいデッキにする

・ロックはしない(させない)

・色マナの概念を教える

 

・色マナの概念を教える

大事なことなので2回書きました。

上の4点だけだと公式のスタートデッキでも満たしています。ですが、昨今の単色環境では色マナの概念を教えるのはスタートデッキではできません。

マナ色とは難解なものです。多色のカードは指定した1色しかマナ色を産まない、使う順を変えただけで使えなくなる。

マナ色をいかに手早く教えるかでデュエルマスターズの飲み込みを何倍も良くすることができます。

 

前置きが長くなりましたが、今回は前述のお題をクリアしている初心者ようのデッキ解説です。

あくまで一個人の考えなので他に案はいくらでもありますが、今回はこのデッキの解説にします。


f:id:jairo_j:20181130190450j:image

f:id:jairo_j:20181130190152j:image

 

青緑ラムダビートです。

懐かしいデッキタイプですね。

 

・複雑なルールを使わず楽しく遊べる

ビートというデッキタイプは誰しもが通る道。ここで殴ると返されないか?盾を0にするメリットとどちらが大きい?まとめて割るか刻んで割るか?

単純に殴るデッキではありますが殴り方を覚える上で一番ステートデッキにふさわしいタイプではないかと。(コロコロチャンネルの軍曹とかみてたら殴り方を覚えることの大切さが分かる)

進化-メテオバーンという分かりやすい効果。ラムダというパワーカード。分かりやすいですね。

 

・マナカーブの重要さを伝える

いきなり初心者に「2→4→6の動きが綺麗」とか言ってもわからないですよね。実際に動かしてもらうのが一番分かりやすい。

昔は「コッコ→NEX」とか「青銅→ホール」みたいな分かりやすいムーヴがあったのですが『一番隊』やお手軽踏み倒しが蔓延るいま、初心者はマナカーブなんざ伝わらないですよね。

 

このデッキはいかに『ラムダ』を綺麗に着地させるかに心血を注いでいます。


f:id:jairo_j:20181130190223j:image

2→4→5

ムーンナイフorヤッタルワン→エボトーテムorジオホーン→ラムダ


f:id:jairo_j:20181130190240j:image

2→3→5

朧→ダイキorファビュラ→ラムダ

 

分かりやすい!!

これでマナカーブの重要さを伝えることができれば…

侵略とか革命チェンジとか無月とかジョラゴンとかカーブもなんもないですからね。

ここは大事な手順かと。

 

・リソースの稼ぎやすいデッキにする

これこそラムダの真骨頂ですよ。

殴ると3枚引ける。なんと分かりやすいアドの取り方。

こうすると動きやすいよね?だからこれが正解なんだよ。なんて感じに教えることができます。手札の多さは選択肢の多さ。カードを引ける強み。基礎を学ぶにピッタリです。

 

・ロックはしない(させない)

カラーリング的にラフルルも単騎も余裕で入ってきますが今回は抜きました。

今回の目的は「強いデッキ」ではなく「デュエマを学べるデッキ」だからです。

常にトリガーの存在を警戒させる必要があります。その上でロックの強さを学んでも遅くはないと思います。

また、前述の通り「デュエマを学べる」デッキである以上はロックをされては元も子もありません。環境のビート殺しは主に轟轟轟とスザーク。轟轟轟は11枚詰んだトリガーで、スザークはマナ送りとメタカードで対応します。

 

・色マナの概念を教える

最重要事項ですね。

知り合いと話していたのですが、やはりデュエマを覚える上で一番の障害かなと。

ジョーカーズや単色デッキがはやっている今こそここを疎かにしてはいけない。

 

と、いいますのもこのデッキを作るきっかけになった小学生が多色カードをタップインするルールを覚えてなかったので教えるためにも2色デッキにしたかったのです。最近は多色カード使う機会ないですしね…

 

とまあ、こんな感じでスタートデッキを作った次第であります。一時期流行った「京都スタートデッキ」は置き換えとか複雑なルールまで網羅しているデッキだったので、今回は「ルールを覚える」をメインに据えて構築しました。

カードゲームですから、10年後も存在するコンテンツである保証がないです。

草の根運動といいましょうか、しっかりプレイヤーを増やす試みも大切だなーっと思いこのデッキを作りました。

 

また気が向いたらレパートリーでも増やします。

今回はこの辺で~