クロニクルCS 3位決定戦 Becky選手vsけみー選手

200人の猛者から頂点を決める戦い、クロニクルCS

長い予選も終わり決勝ラウンドも残すところあと一戦。そう、決勝戦だ。

アツい戦いはけみくろ放送局様で公開予定なので是非チェックして欲しい。

https://www.youtube.com/channel/UCoYsYdLfd_ihwdxyFUNupmw

 

 

その戦いの裏で行われていたもう一つの戦い。

3位決定戦を見ていきたい。

無色ジョラゴンジョーカーズを握るBecky選手(@nabe_san2)と赤青覇道を握るけみー選手(@Kemy_dm27)だ。

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環境のトップ同士の戦い、どちらが勝ってもおかしくない。

 

決勝ラウンドは2本先取のマッチ戦。

どちらが3位の栄光を手にするのか。

 

1本目

お互いにマナチャージのみの静かな立ち上がりだが先に動いたのは先攻のけみー選手。

3マナから《ゼノシャーク》をプレイ。

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2マナで動けなかったジョーカーズのBecky選手もここで遅れを取り戻す。

3マナで《ポクチンちん》をプレイするとそのまま《ニヤリーゲット》で《バイナラドア》《ジョラゴン》《スロットン》の3枚を確保。

 

けみー選手は《単騎連射マグナム》をたてると《ゼノシャーク》で盾に攻撃。《クリスタル・メモリー》で対ジョーカーズ兵器である《GWD》を回収する。

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シールドトリガーで《7777777》を踏むもそこに"3"は無く不発に終わる。

 

Becky選手は手打ちで追加の《7777777》

しかしここでも"3"は捲れない。《ポクチン》で《ゼノシャーク》を処理してターンを返す。

 

けみー選手は《ゼノシャーク》を立ててそのままターン終了。

Becky選手はこのスキに《パーリ騎士》でマナを伸ばしこのゲーム3度目の《7777777》

やっと"3"が捲れ2面処理に成功する。

 

Becky選手がテンポを取ったのもつかの間、対ジョーカーズ兵器の《GWD》が6マナで着地。《ポクチン》《パーリ》と盤面を処理しながら手札を整えていく。

だが関係無かった。

《パーリ》で伸ばしたマナは7まで達していたのだ。

《ジョラゴン》が着地すると攻撃対象を《GWD》にし、ジョラゴンビッグ1で《ガヨウ神》が捨てられる。《ガヨウ神》効果でまたもや《ガヨウ神》が捨てられると次に捨てられるのは………

 

 


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《ポクチンちん》であった。

度重なる《7777777》の不発。もうBecky選手の手札に《スロットン》は残っていなかったのである。

 

一命を取り留めたけみー選手。

《オニカマス》《ゴルドーザ》と続けて召喚し手札は1枚。

リソース不足か?

否、リソース不足は"奴"にとってはリソースである。

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《轟轟轟ブランド》がGGGで着地すると総攻撃を仕掛けるけみー選手。

ゴルドーザ》で1点。

 

トリガー無し。

《轟轟轟ブランド》で2点。

 

 

 

トリガー無し。

ゴルドーザ》の2回目の攻撃がBecky選手を討ち取る。

1本目:けみー選手

 

デュエルマスターズには運要素がいくらか介入する。勿論プレイングは重要ではあるがここまで勝ち続けた両者にプレイングを語るのは野暮であろう。

2本目

先ほど負けたBecky選手の先攻から始まったこのゲーム。

1本目の《ポクチン》スタートとはレベルが違った。

 

先攻2ターン目に《ヤッタレマン》を召喚するとそのまま《ニヤリーゲット》をプレイ。

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《ヤッタレマン》と《ジョジョジョ・ジョーカーズ》を引き込む。

けみー選手も《ミノミー》から《"必駆"蛮触礼亜》を回収。

 

3ターン目、《ヤッタレ》《パーリ》と盤面を広げ、《ヤッタレ》×2、《パーリ》を手札に戻し2マナで《ジョラゴン》を着地。

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《ジョラゴン》効果で捨てられたのは《SMAPON》

《ミノミー》を破壊して2点を叩き込む。

《ドンドン吸い込むナウ》がトリガーしたけみー選手。

《クラッシュ"覇道"》を回収すると《ジョラゴン》をバウンスしなかった。

 

バウンスしなかった理由は明白である。

使い回される手札よりも墓地に落とした方が良いに決まっているからだ。

3コストで《触礼亜》をプレイすると《覇道》を着地させジョラゴンを破壊する。

そのまま盾に攻撃する《覇道》

ターン終了時に《覇道》は破壊されエクストラターンを獲得する………

 

 

 

 

 

はずだった。

デュエルマスターズには運要素がいくらか介入する。勿論プレイングは重要ではあるがここまで勝ち続けた両者にプレイングを語るのは野暮であろう。

Becky選手は《覇道》の割った盾から《バイナラドア》をトリガー。《覇道》をボトムに送る。

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やむなくターンを返すけみー選手

しかし、けみー選手にターンは帰ってこなかった。

 

《ヤッタレ》《ヤッタレ》《パーリ》《パーリ》とあっという間に横に広げるBecky選手。

それら4体を手札に戻し、またもや《ジョラゴン》が着地する。

《ジョラゴン》の攻撃時に《マンハッタン》が捨てられ、《スロットン》が捨てられた。

けみー選手にトリガーは無く、Becky選手の場には攻撃可能な《バイナラドア》が。

 

2本目:Becky選手

 

決勝ラウンド進出者の中で唯一のオポネント上がりのBecky選手。その"運"を味方につけ2本目を駆け抜ける。

最後までもつれた3位決定戦。

勝つのはジョーカーズのBecky選手か、赤青覇道のけみー選手か。

 

3本目

泣いても笑ってもここで勝者が決まる。

先攻は赤青覇道のけみー選手。しかし先に動いたのは後攻のBecky選手だ。

2ターン目に《ヤッタレ》をプレイする。

 

けみー選手は3マナで《ゼノシャーク》を召喚するとターンエンド。

Becky選手は《7777777》を合わせるも"3"は捲れず失敗する。

 

けみー選手は4マナで《ゴルドーザ》を仕掛ける。

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まずは《ゼノシャーク》で攻撃し、《クリスタル・メモリー》で手札を整える。

続けて《ゴルドーザ》で1点。

だがそこはBecky選手の《SMAPON》がトリガーし《ゼノシャーク》を破壊。

ターンを返すけみー選手。

 

4ターン目、Becky選手のターン……

まずは《ニヤリーゲット》で《ヤッタレ》《パーリ》を回収。

ジョジョジョ・ジョーカーズ》で《ジョラゴン》を回収すると1マナ《ヤッタレ》、1マナ《パーリ》と動き、《ヤッタレ》×2《パーリ》を回収して《ジョラゴン》が1マナで着地。

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《ジョラゴン》の攻撃時に《スロットン》が捨てられると2体目の《ジョラゴン》が。

シールド2点はノートリ。

2体目の《ジョラゴン》で捨てられたのは《燃えるデット・ソード》

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当然のようにマナや手札を奪っていく

けみー選手の盾にトリガーは無く2マナしか残っていない

 

必勝とまではいかずも致死量のダメージを与えたBecky選手。

けみー選手にターンを渡す。

 

2018年度の全国大会決勝戦を見ているかのようだった。

《ジョラゴン》から捨てられた《デットソード》がリソースを奪いそのまま勝利する…

唯一違う点を挙げるとすれば相手のデッキぐらいか、

ジョラゴンジョーカーズではなく赤青覇道であること

 

 

いや、赤青覇道"だからこそ"

 

2マナ残っていたけみー選手はマナチャージして3マナ

 

赤青覇道の代名詞《触礼亜》+《覇道》で2体の《ジョラゴン》を破壊すると確実にエクストラターンを獲得する

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このマッチで初めて獲得したエクストラターン

そのチャンスをけみー選手は逃さない

 

Becky選手の盾は残り3枚

4マナで《ゴルドーザ》を召喚。手札が1枚なので続けて《轟轟轟ブランド》を召喚。

打点は揃った。

 

 

否、"揃いすぎた"

《轟轟轟ブランド》の効果で引いたカードは2体目の《轟轟轟ブランド》

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ゴルドーザ》の1点、《轟轟轟ブランド》の2点…

超過打点にジョーカーズの解答は無く、クロニクルCSの3位が決まった

 

3本目:けみー選手

 

 

赤青覇道の持つポテンシャルとけみー選手の柔軟なプレイング

そしてここぞというときの勝負強さ

誰もこの結果に異論を挟むものはいないだろう

 

クロニクルCS 3位はけみー選手

 

勝者への祝福はもちろんだが、決勝戦さながらのアツい戦いを演じてくれたBecky選手、けみー選手の両者に拍手を送りたい。

 

また、拙文ながらもカバレージ化に協力して下さったプレイヤーの方々にも多大な感謝を。

 

次のクロニクルCSで結果を残すのは………

 

(記事:ジャイロ)